学校連携観戦に関する緊急要望書

8月20日、党市議団は教育長あてに『東京パラリンピックにおける学校連携観戦の中止』を求める要望書を提出しました。安間教育長のほか学校教育部長、指導担当部長が応対しました。市議団は、「東京オ リンピックにおける学校連携観戦中止を決定した時よりも感染状況が深刻であり医療提供体制もひっ迫していること。さらに、学校連携観戦は感染リスクを高めるもので2学期からの学校運営にも重大な影響を与えかねない」として市教育委員会の責任で学校連携観戦を中止するよう求めました。
これに対し、教育長は「無観客が決定している東京パラリンピックは、市の学校の授業としての連携観戦は行わない」ことを明らかにしました。
党市議団は、パラリンピックの中止と子どもたちの感染拡大防止に力を尽くします。


八王子市教育長 安間 英潮 殿

2021年8月20日
日本共産党八王子市議会議員団
市議会議員 鈴 木 勇 次
同 石 井 宏 和
同 望 月 翔 平
事 務 局 市 川 克 宏
学校連携観戦に関する緊急要望書

政府・東京都・IPC・大会組織委員会による4者協議にて、今月24日から開幕する東京2020パラリンピック競技大会は全会場無観客での開催を決定しました。その一方で、学校連携観戦については保護者等の意向を踏まえ、自治体が希望した場合には実施できるとしています。
しかし現在の感染拡大状況は東京五輪競技大会における学校連携観戦の中止を決定した時よりも深刻です。市内の累計感染者数は7160名、市内自宅療養者も1053名(8月18日時点)と大幅に増え、市内をはじめ都内の医療提供体制は危機的な状況です。そのような状況の中で開幕が迫っている東京2020パラリンピック競技大会の学校連携観戦についていまだ市教育委員会から方針が示されていないことから学校現場からも戸惑いの声が出ています。
学校連携観戦は、新型コロナウイルスの感染リスクを高めるもので、2学期からの学校運営にも重大な影響を与えかねません。よって下記のとおり強く要望いたします。

東京2020パラリンピック競技大会における学校連携観戦は、市教育委員会の責任で中止すること。

以上