市議団ニュースNo.18|地域公共交通への財政支援強化と多摩モノレールへのシルバーパス適用拡大を求める意見書 自民・公明が反対
日本共産党八王子市議団は、2024年第4回定例会で、市民の移動の足を確保するための地域公共交通への財政支援および シルバーパス の負担軽減、モノレールへの適用拡大を東京都に求める意見書を提案しましたが、自民公明などが反対・否決しました。
《 日本共産党八王子市議団の提案 》
①地域公共交通の利便性向上を図るため民間事業者や市区町村への財政支援を強化すること
② 多摩モノレールにもシルバーパスが使えるよう適用拡大を図ること
③ シルバーパス利用料について、中間所得層向けの利用料軽減枠を新たに設けること
【意見書に対する各会派・議員の態度】
※1)敬称略
※2)鈴木レオ議員は議長のため採決に加わらず
○賛成16名
(共産党)綿林夕夏、望月翔平、市川克宏、石井宏和、鈴木勇次
(立憲民主)浜野正太、九鬼ともみ、森喜彦、安藤修三、小林裕恵
(諸派)玉正さやか、金子アキコ、舩木翔平、高橋剛、山本貴士、及川賢一
✕反対21名
(自民党)長谷川順子、内田由香利、立川寛之、西室真希、岸田功典、小林秀司、川村奈緒美、吉本孝良、福安徹、岩田祐樹
(公明党)古里幸太郎、森重博正、日下部広志、冨永純子、渡口禎、美濃部弥生、中島正寿、久保井博美、五間浩、村松徹
(諸派)星野直美
反対した自民党市議からは、「小池都知事が公約に掲げているため様子を見るべき」「項目①と③については市長会が要望している内容であり、八王子市単独で要望するのは不適切」という趣旨の討論がありました。
しかし、都知事が公約に掲げながらも実行していないことや市民の切実な要望を、他の自治体に先駆けてでも議会として意見書を提出し早期実施を求めることは当然のことです。
また、他の自治体ではシルバーパスの負担軽減や地域公共交通への支援を求める意見書が都に対して提出されています。
意見書の審議後に、東京都は来年度からシルバーパス料金について現行の2万510円を1万2000円に引き下げる方針を示しました。声をあげれば必ず変わります。
※録画中継も見ることができます。
2024年12月17日本会議では、望月しょうへい議員が提案説明、石井ひろかず議員が賛成討論を行いました。